最強戦何切る討論会より・2

一二三四七八(1)(1)(1)(1)(3)233 ドラ五

現時点では3が頭の、リャンメン+カンチャン(カン(2))の1シャンテンです。ここで、浮き牌の部分に注目してみます。

一二三四とあると、ツモ三五でドラ絡みのリャンメンができ一通の可能性もあります。リャンメンができるツモ2種に加え打点上昇の可能性もあるので、通常の3〜7よりも明確に価値が高いパーツです。

一方233は、他の浮き牌が頭(今回はツモ一四)になった時にリャンメンができ、ツモ14でも良形確定1シャンテンになります。良形確定変化が4種あるので、これもまた通常の3〜7以上に価値が高いパーツです。

このように、どちらの浮き牌も残した時の変化がかなり強ければ、カンチャンでも先に外してシャンテン戻しが有力になります。今回は裏目のツモ(2)でも純チャン三色1シャンテンになる打(1)とします。

なお、打3はツモ三五で1シャンテンに取れなくなります。頭はいつでもできると言いますが、ターツよりはできにくいので、頭を外すよりはターツを外すべきです。

三五五六七七八(6)567778 ドラ(6)

シャンテン戻しなら打三ですが、今回は1シャンテン維持でもマンズの良形変化は残ります。8残しのメリットがツモ69くらいなら打8でいいでしょう。

四四五五五六七(6)566788 ドラ(6)

(6)はドラかつ三色目と非常に価値が高い浮き牌ですが、ターツ固定の打8はツモ三六で高目満貫のテンパイを逃します。受け入れのロスが非常に大きく、平場ならドラ切りもやむなしでしょう。

しかし、どうしても高打点が必要な状況なら、ドラが出ていく1シャンテンにこだわることもありません。ドラにくっついた時に広く456三色もある打四とします。状況次第でパーツの価値は変わることも押さえておくべきです。

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