ドラ
現時点ではが頭の、リャンメン+カンチャン(カン)の1シャンテンです。ここで、浮き牌の部分に注目してみます。
とあると、ツモでドラ絡みのリャンメンができ一通の可能性もあります。リャンメンができるツモ2種に加え打点上昇の可能性もあるので、通常の3〜7よりも明確に価値が高いパーツです。
一方は、他の浮き牌が頭(今回はツモ)になった時にリャンメンができ、ツモでも良形確定1シャンテンになります。良形確定変化が4種あるので、これもまた通常の3〜7以上に価値が高いパーツです。
このように、どちらの浮き牌も残した時の変化がかなり強ければ、カンチャンでも先に外してシャンテン戻しが有力になります。今回は裏目のツモでも純チャン三色1シャンテンになる打とします。
なお、打はツモで1シャンテンに取れなくなります。頭はいつでもできると言いますが、ターツよりはできにくいので、頭を外すよりはターツを外すべきです。
ドラ
シャンテン戻しなら打ですが、今回は1シャンテン維持でもマンズの良形変化は残ります。残しのメリットがツモくらいなら打でいいでしょう。
ドラ
はドラかつ三色目と非常に価値が高い浮き牌ですが、ターツ固定の打はツモで高目満貫のテンパイを逃します。受け入れのロスが非常に大きく、平場ならドラ切りもやむなしでしょう。
しかし、どうしても高打点が必要な状況なら、ドラが出ていく1シャンテンにこだわることもありません。ドラにくっついた時に広く456三色もある打とします。状況次第でパーツの価値は変わることも押さえておくべきです。