一盃口

イーペーコー含みのターツは複合形を作りやすい連続形であるので、手役を考慮しなくても優先的に残される。また、中膨れや亜リャンメン形のような通常より強い孤立牌からイーペーコーを作るケースもある。このように、手役を考慮しなくてもイーペーコーを作るパーツは優先されやすいので、イーペーコーを狙って作ることは少ない。

イーペーコーは1翻役でしかないので、他のターツが全てリャンメン以上ならイーペーコー含みの愚形ターツを先に払う。また、待ちになる牌を自分で1枚使っているので、もう1枚切れると残り2枚になってしまうので、変化が多いとはいえ苦しくなる。こうなったら4枚残っている愚形ターツより先に払う。

イーペーコーを狙う場合に、並びトイツや飛びトイツの形からイーペーコー含みの二面子を作るケースがある。見落としやすいので注意したい。

二三四五六七(4)(4)(5)(5)(8)(8)57 →打7

受けは2枚少ないが打74引きを考慮して)。これはイーペーコーというよりはリャンメンになり易いからという理由が大きい。

二三四五六七(2)(2)(4)(4)(6)(6)22 →打2

一一三六六八八(3)(5)24789 →打2

受けは2枚少ないがイーペーコー目をみて打22435(内カンチャンとの比較)なら打六が良いとみる。(五引きで他の単独カンチャンを払いたいので八より六。)

二二三三三四四四

二三三三四四四五

上の二つはいずれも二五受けでイーペーコー確定の形である。これも見落とさないようにしたい。

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