2面子余剰牌形か完全形の選択2

(1)とすると良形テンパイが4枚減る場合

二三四五(1)(2)(3)(6)(7)(9)(9)579 →打二

4連形はあるがこの程度なら若干打二有利。

二三四五六七八(6)(7)(9)(9)579 →打9

7連形なら流石にリャンカン外しの打9(567三色をみて)。

一一二三四(3)(4)(5)(6)34668 →打8

4連形に加えタンヤオ、234、345三色への変化もあるので打8

一一四五(2)(3)(4)(6)(7)(7)5666 →打(7)

打点2倍〜3倍になる変化3種(457)は大きい。打(7)6ドラで打点上昇のメリットがそれほどでなくても喰い仕掛けが利くメリットがあるので打(7)

三四五六(1)(1)(4)(5)445999 →打4

4とすれば受け4枚差に対して、高目ならば打点4倍となる受けが8枚増えたことに相当。これも打4。喰い仕掛けが利くメリットも一応あるが、片和了になるのでそれほどでもないので、9ドラなら三六

五五五六七(1)(1)(6)(6)(7)1236 →打(6)

(6)としてもロスは(6)2枚のみなので、この程度なら不確定な三色目も残す。ピンフがつき得るというメリットもある。マンズにくっついた場合は受け入れ大差なので打6

良形4枚減の場合は条件が愚形の場合よりも(1)にする条件がかなり厳しい、4連形のような超優良孤立牌に加え更に+αが欲しい。一方、打点2倍〜になる打点変化がある場合はより少ない変化でも(1)にすることが多い。これは、テンパイ時に手変わりを待つかどうかの判断で、良形変化より打点変化の方が少ない手変わりでも待てることが多いことと共通している。最速で進めると1,300〜2,600点程度の手が確定で3,900〜8,000点になるような変化は強い。一方、最速で進めても3,900点〜が見込めるようなら手変わりが相対的に弱くなるので多くの場合最速が有利となる。特にリーチして3,900点確定の手は一発裏の影響で平均和了点は6,300点程度になるので、打点が倍になるような変化があること自体がほとんど無い。(リーチで跳満確定の手になってやっと倍(平均和了点は12,900点程度)になる。)

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