面子構成しやすい牌→面子構成しにくい牌の順で手出しで切られている場合は強い情報になりやすいということは6,7で挙げました。このことは6,7で取り上げた例以外にも活用できる場面が多くあります。→の順で切られていればスジでもは結構危険になりますし、がカンされていたり場に4枚見えているのにが切られてテンパイとなれば壁になっているとはいえ,も怪しいところです。テンパイ時点で切られた牌が安牌として持たれていた訳でなく、入り目でもなければその周辺が待ちになっているからです。
中張牌より後に1・9牌が切られるケースは、等の複合ターツからの切り出し、比較的安牌であった為に持たれていた以外にもう一つ考えられるのは、・・の形からからを引いてが切られるような場合です。この場合はその周辺が待ちになっている可能性が高くなるとまでは言えませんが、その周辺で面子が構成されている可能性はかなり高いと言えます(複合ターツからの切り出しでも同様のことが成り立つので)。
※赤線はツモ切り牌
対面がを引っ張っていたのは上で挙げたケースに該当する可能性が高い。から引いての打なら−が本線(実際に相手の待ちは−であった)になるし、そうでない場合でも対面がを1枚以上持っていることが濃厚。そうなるとは最高でも残り2枚しかないので押すのは厳しい。よってオリるべき。