理牌読み

実際に牌を使って行う場合は理牌を行うことになります。その為、理牌の順番で手牌構成を読むことが考えられますが、そこまで意識するものではありません。相手が必ずしも決まった順番で牌を並べているとは限らないという不確定要素が大きい為です。手の内が読まれる可能性があるので理牌しないという打ち手もいますが、理牌をしなかったことによって打牌選択でミスをするデメリットの方が高いのでお勧めできません。

但し、あまりに判り易い順番で並べてしまうと読まれてしまうこともありますのでそうならないように注意する必要はあります。以下のことを押さえておけば大丈夫でしょう。

  • 色毎に分類すれば十分なので、マンズ・ピンズ・ソーズ・字牌の順番はランダムで並べる。
  • 数字の順番も並びが分かれば十分なので、時折三二一のように逆に並べる。
  • 手出しする可能性のある牌や、鳴いて晒す可能性のある牌を端に置かない。(出来面子等の局が終了するまで晒すことの無い牌を端に置く。)

右端に白白發中中とあって白ポン打發とすると、端の2枚が中トイツであると読まれてしまうというようなことを防ぐ為です。晒すことになる牌は中央に置き、出来面子を端におくようにしたいです。出来面子が足りずどうしても晒しうる牌を端におかなければならない場合は、数字の順番を逆にするなどして対処します。

但し、シャンテンの変わらない仕掛け等で、出来面子を晒すことになる場合もあります。(例(1)(1)(2)(2)(3)からトイトイ狙いで(1)(2)をポン。)このような場合は中央に(1)(1)(3)(2)(2)のように並べることで対処します。

  • 仕掛ける場合は、晒すことになるターツの間に他の牌を挟まないようにして仕掛ける。

鳴いて13345のカン2でテンパイしている場合に上家から4が出たら喰い伸ばして25待ちにすることになります。しかしこのまま仕掛けると4を挟んで仕掛けることになるので、この形で持っていることが読まれてしまいます。予め13534のように並び替えておきましょう。

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