「MFC7何切る」サイト問題

問題出典:「MFC7 何切る

ルール
アリアリ赤4枚((r5)2枚r5r五1枚)和了連荘。
評価法
完全順位制で順位点は東風戦は1−0−0−-1 半荘戦は2−1−-1−-2。

何切る問題としては(考慮すべき要素が多く選択が分かれやすい)そこそこ良問が多いようです。皆さんも回答してみて下さい。私は極めて真面目に答えているつもりですがプロと回答が一致したことが一度もありませんw

プロの回答とどこまで合わないかに挑戦w

【状況】 ラス目で南二局を迎えての7巡目です。

半荘戦 南2局 0本場 西家 7巡目 ドラ中 リーチ棒供託0本
東家 23,800点 南家 33,200点 西家 18,500点 北家 24,500点
四五六六七(4)(4)(6)22468 ツモ(7)

捨て牌
             
東家 (1) 白 9 7 (8) (9)   (8)
               
南家 東 北 (1) 南 八 九   (9)
               
西家 九 (1) 白 南 二 北    
               
北家 白 八 東 南 9 8    

【解答と解説】

2

受けを狭めずに狙える678三色はみる。456三色になるケースは少なく、どこかで赤を引けばメンタンピン赤が見込めるので456三色を逃すロスも小さい。よって3受けは残す。打点を重視したい局面ではあるがカンチャンや赤は仕掛ける。

【状況】 東三局の親です。現在トップと6,200点差の2着目です。

東風戦 東3局 0本場 東家 8巡目 ドラ(5) リーチ棒供託0本
東家 22,000点 南家 14,000点 西家 28,200点 北家 15,800点
六七七(5)(r5)(6)(7)224588 ツモ(6)

捨て牌
           
東家 (1) 東 (1) 一 西 (2)   9
               
南家 東 九 (9) 八 (4) 7   (7)
               
西家 (9) 北 九 白 2 四   二
             
北家 北 (9) 九 五 (7) 八   3

【解答と解説】

2

どのターツが面子化してもリャンメン確定の1シャンテンになる手なら七対子1シャンテンから面子手2シャンテンに戻す。両天秤に受ける打5も有力だが、既にドラ3なので仕掛けても11,600点あり、(7)が既に残り1枚なことからより面子手有利なので今回は2有力。仕掛けると2,900点以下で(7)が生きていれば5有利とみる。手が進むものは全鳴き。

【状況】 南三局の6巡目ですが、前巡に西家からリーチが入っています。

半荘戦 南3局 0本場 南家 6巡目 ドラ(5) リーチ棒供託1本
東家 29,600点 南家 23,200点 西家 13,000点 北家 33,200点
一一(3)(4)(5)(6)2345789 ツモ7

捨て牌
           
東家 1 北 中 白 (8) 九
           
南家 (1) (9) 北 中 八  
             
西家 白 9 發 5  
           
北家 一 九 發 南 北  

【解答と解説】

(3)リーチ

リーヅモドラ1でも2着に浮上できる。ラス落ちの危険はあるが3→2になるメリットが3→4になるデメリットより遥かに大きいルールであり、オリても満貫ツモでラスなのではっきり押すべき。

押すにしても7(3)ダマの選択肢もあるので迷うところであるが、7はノーテンからの勝負になるので即リーチより放銃のリスクは上回る。手変わり豊富なので手代わりを待ちたくもなるが、先制テンパイが入っている状況で手変わりを待てるだけの余裕があることは基本的にほぼない。追いかけリーチを打つには不利、あるいは追いかけリーチを打つ必要の薄い手(ダマ満貫など)であわよくばの手変わりを待つことはある(なので(3)ダマとする手はある、今回は(4)残り1枚、(2)引きでフリテンになることから7より有力とみる)が、今回はリーヅモドラで十分なので即リーチとする。

【状況】 オーラスの親でラス目です。4巡目に下家の發の仕掛けが入っています。

半荘戦 オーラス 0本場 東家 8巡目 ドラ北 リーチ棒供託0本
東家 18,600点 南家 26,800点 西家 32,200点 北家 22,400点
四四五五五六七r555677 ツモ(r5)

捨て牌
        ×    
東家 一 (9) 2 發 九 1    
                 
南家 2 8 9 六 八 三   發發
               
西家 北 (1) 二 一 發 一    
               
北家 1 北 東 八 九 3    

【解答と解説】

(r5)

リーヅモタンヤオ赤でトップなので受け入れ最大で問題ない。ピンズ染めの下家にケアとあるが、オーラスラス目の親のやることではないことは明白。

【状況】 東一局親で6巡目です。

半荘戦 東1局 0本場 東家 6巡目 ドラ六 リーチ棒供託0本
東家 25,000点 南家 25,000点 西家 25,000点 北家 25,000点
六六七(2)(2)(4)(6)(6)(7)(8)(8)發發 ツモr五

捨て牌
         
東家 9 北 2 三 白
         
南家 北 (9) 九 (7) 1
           
西家 南 (1) 二 一 白
           
北家 九 西 中 8 3

【解答と解説】

六

(7)残り2枚なので(8)も有力であるが、(7)受けだけでなく(3)受けも無くなること、既にドラドラ確定で打点は十分であることから受け入れ最大のドラ切りとする。

【状況】 東二局8巡目です。東一局に満貫を放銃して現在ラス目です。

東風戦 東2局 0本場 北家 8巡目 ドラ九 リーチ棒供託0本
東家 20,000点 南家 20,000点 西家 28,000点 北家 12,000点
三四五六(2)(2)(3)(5)(6)3444 ツモ5

捨て牌
                 
東家 (1) 1 發 8 白 (8)   (9) 二
             
南家 東 9 (1) 7 (3) 3   北 南
               
西家 西 一 白 2 北 發   8 (7)
               
北家 9 9 西 東 白 中   (8) 白

【解答と解説】

三

リャンメン確定の1シャンテンに取らないのはやりすぎ。一見三色は345の方がなりやすそうだが、(4)ツモ時は三色には受けず3メンチャンに取り、(2)4ツモ時はカン(4)三色に受けるのが(4)(7)リャンメンに受けるよりはっきり有利というほどでもない。よって三色はソーズが伸びて完全1シャンテンに受けた場合にも狙える456の方をみる。

【状況】 南入してラス目ですが、ドラの(8)が暗刻のチャンス手です。

半荘戦 南1局 0本場 東家 7巡目 ドラ(8) リーチ棒供託0本
東家 14,500点 南家 30,500点 西家 18,500点 北家 36,500点
一一二二r五44(5)(5)(6)(8)(8)(8) ツモ三

捨て牌
           
東家 (9) 北 發 九 1 (1)
             
南家 1 發 (9) (6) 5 六
         
西家 (1) 九 一 白 西 (1)
         
北家 9 白 白 五 南 三

【解答と解説】

r五

1シャンテンに取ると狭いとはいえ役有り高打点は確定で、r五を残しても変化は多くない。4(5)をポンするのが厳しいならクイタン狙いも厳しい筈なので、仮にそうだとしても一切り優位にはならない。

【状況】 オーラスを迎えて現在ラス目。満貫ツモで2着、跳満ツモでトップです。

東風戦 オーラス 0本場 南家 6巡目 ドラ1 リーチ棒供託0本
東家 29,000点 南家 11,500点 西家 21,000点 北家 18,500点
六七5r56678(5)(7)(8)白白 ツモ(6)

捨て牌
         
東家 (9) 九 (1) 南 八
         
南家 一 (1) 西 2 東
       
西家 九 中 9 南 三
         
北家 (4) (2) 3 (7) 8

【解答と解説】

(5)

5でも高目満貫ツモなので何引いても即リーチできるし、白ツモなら高目ツモ跳満だから跳ツモのなりやすさもそう変わらないから(8)よりこっちがいい。(r5)8引きの変化は残るので、他の選択肢はテンパイチャンスが減ることに見合うほど変化が多くない。不確定要素を頼った結果ラス確になるのも和了できずにラスになるのも結果は同じ(素点制なら寧ろ前者の方がマシ)なのであるが多くの人は前者を必要以上に嫌う。打白が多数派で、プロの回答もそうであるのはまさにその為であろう。トップの価値が高いルールであっても選択は変わらないが、MFCのルールは素点制に比べ相対的にトップの価値が低いので尚更無理にトップを目指すことはしない。

【状況】 開局に満貫を放銃してしまった東二局です。

半荘戦 東2局 0本場 南家 6巡目 ドラ發 リーチ棒供託0本
東家 20,000点 南家 12,000点 西家 28,000点 北家 20,000点
二二四r五六七344(2)(4)(6)(7) ツモ二

捨て牌
         
東家 (1) 1 南 白 (8) (9)
           
南家 9 北 8 中 (9)  
           
西家 一 白 (8) 九 七  
             
北家 西 北 一 (2) 7  

【解答と解説】

3

シャンテンを戻すほど変化が強くない(三色は手順上ほぼ無理なので打点上昇の目は薄い)ので1シャンテンには取る。七3の比較は微妙だが、良形確定への変化が多いので打3とする。(マンズの形が五六七八ならば、タンヤオが崩れる可能性が出てくるので3を残すほうが有利か。)尚、シャンテンを戻すにしても打(2)とすべきである。唯一の頭を落とす打4は変化量で大きく打(2)に劣る。

【状況】 東風戦の起家8巡目です。

東風戦 東1局 0本場 東家 8巡目 ドラ(7) リーチ棒供託0本
東家 20,000点 南家 20,000点 西家 20,000点 北家 20,000点
一一二四r五六六六七八八中中 ツモ五

捨て牌
             
東家 (8) (9) 3 4 (3) 西   北
               
南家 九 南 北 二 (9) 1   2
               
西家 南 (1) 9 白 (2) 七   6
           
北家 9 (1) 白 白 三 東   (3)

【解答と解説】

八

メンホン七対子の1シャンテンにも取れるので六が最も広い(八の場合二八引きがロスになるので5枚差)が、打八なら一三中ツモでリャンメン四七テンパイ(六ならシャボ)、四七ツモなら一中のシャボ(六なら単騎待ちで手代わりも難しい)に受けられる。既に打点十分で、テンパイ時の待ちに差がつく受けが13枚と受け入れ差の倍以上あることから良形重視とする。二八より受けが2枚少ない分2枚の五引きで四暗1シャンテンになるが、12,000〜18,000点のテンパイを逃す方が遥かに痛い。2シャンテンに戻す中切りは論外。

【状況】 半荘戦の東一局7巡目です。

半荘戦 東1局 0本場 南家 7巡目 ドラ8 リーチ棒供託0本
東家 20,000点 南家 20,000点 西家 20,000点 北家 20,000点
二三233448(1)(2)(3)(4)(r5) ツモ7

捨て牌
             
東家 一 西 9 (9) 中 西   (8)
             
南家 九 北 六 (7) 白 八    
             
西家 9 南 (1) 九 (2) 中    
             
北家 北 1 2 南 東 二    

【解答と解説】

二

三色は不確定で、非三色ターツにドラが2つあるので、三色狙いはドラが出て行く可能性が高い為打点的メリットが薄い。なので三色は見切り、リャンメンターツが面子化してヘッドレス1シャンテンになった場合に手広さ、リャンメンのなりやすさで勝るように連続形(23344(1)(2)(3)(4)(5))を残す。二1枚見えなので二から切る。(r5)8ドラという設定から出題プロも同じことを想定しているに違いない(プロが三色を見ないのは意外と思われる人もいるかもしれないが、ドラドラなら(喰い仕掛けを考慮すれば手役を見たほうが寧ろ早い場合であっても)手役を見切るのが普通のプロである。よって今回こそ回答が一致したと思った。プロの回答は…三。読みは当たってたけどそっちかい!

【状況】 東風戦の東一局6巡目です。

東風戦 東1局 0本場 北家 6巡目 ドラ四 リーチ棒供託1本
東家 19,000点 南家 20,000点 西家 20,000点 北家 20,000点
四五六44r5667(6)(6)北北 ツモ(r5)

捨て牌
             
東家 1 南 (1) 中 二
         
南家 (9) 西 (4) 6 2 (1)
         
西家 一 一 白 八 (8) 1
           
北家 南 九 中 9 (3)  

【解答と解説】

(6)

親リーの一発目&41現物&64枚見えでノーチャンスというところから、プロは4と回答させたいと予想。しかし流石に最低でも満貫最高で倍満の完全シャンテンなら勝負すべき。

と思ったらプロの回答と何とついに一致(ありそうな選択肢自体が少ないので一致率は当然高くなるけれど)。まあ回答者がヒサトなら(6)だろう。だが私なら(4)北だけでなく片アガリの形になるものも鳴く。既に先手を取られている以上、打点も広さも相当優秀な1シャンテンであっても愚形満貫テンパイの方が上とみる。


回答が一致したんでとりあえずこれでおしまい。12回目でやっと当たるとは…選択肢は最大でも14通りであることから、麻雀のまの字も知らない人が適当に答えたほうがまだ一致する確率が高いという結果に終わったw

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