これまで挙げなかったパーツに複合面子(多メンチャン)がある。今回はそれについて。
のような形は、他に頭候補があるならば多メンチャンになりづらい為に刻子+孤立牌として捉えて落とすことが多い。の受けが1枚しかない分通常の孤立より弱い。ただ、頭候補が刻子化した時は多メンチャンとして扱えるし受けは普通にあるので1ランク下になるということはない。
上記の例以外で多メンチャンの形に手を掛けるのは、1シャンテンの時に待ちになった場合に多メンチャンになる可能性が残るものを残すか、多メンチャンは捨てるが頭の無い非常に広い1シャンテンにするかを選択するときだけである。(これについては1シャンテンにおける牌効率を考えるときにまた取り上げたい。)
その為、複合面子内での優劣を考える必要は無い。だが、複合面子は形によっては受け入れ(テンパイ形として残った場合の待ち)が何なのかを判断するのが難しいものもある。難しい待ちのものは出現頻度は少ないが、テンパイ時の待ち取りで間違うことは戦績に即悪影響を与えるので、できることなら素早く判断できるようにしておきたい。
便宜上多メンチャンでない待ちの種類もここに記す。
→待ち 単騎待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
→待ち
(余談として、残りの同色牌全てが和了牌となる13枚形のパターンは以下のようなものがある。)
(純正九蓮宝燈)
無気力無関心(仮) 「新・多面張理論」に画期的な方法を考案された方がいらっしゃいますので是非ご参考に。
今後の牌効率論の予定