ほとんどのケースで受け入れが大差なので(4)を選択することになるが、(2)を選択する方が有利になりやすいパターンも存在する。それは、暗刻を含む多メンチャンとリャンメントイツの形が存在する場合である。
他に頭が存在する場合、暗刻の隣の牌は孤立牌としては受けが狭くなり、良形にもなりづらくなる。前回の最後で出てきた形よりこの点で(2)有利になりやすい。一方、リャンメントイツをリャンメン固定して暗刻に頭を求めれば、良形になり易く、多メンチャンが残るので受け入れも広くなる。それでも全体の受けならまだ(4)が広いが、良形テンパイの枚数や打点面で(2)有利になるケースも出てくる。
→打
多メンチャンの形は残して打。((4)形であることは変わらない。)
→打
ソーズの4連形があり良形テンパイになり易いので打で良い。ただ打として裏目の引きでも打として非常に手広いBになるという利点がある。
→中盤まで打
(2)にするとタンピンになりやすいので打点面でも差がある。全体の受け入れでは打とかなり差があるが中盤までは打。
→打
暗刻含み多メンチャン×2ならば明確に打。三暗刻にはほとんどならないので見なくてよい。